九州山地の山々に囲まれた盆地、熊本県・人吉球磨地方。

日本三大急流のひとつである清流・球磨川が流れ、
盆地特有の寒暖の差が激しい気候と風土が育む豊かな大地が、
極上の「球磨（くま）焼酎」を育てあげています。

球磨焼酎とは、球磨地方で作られる米焼酎のこと。
米のみを原料とし、人吉球磨の水で仕込んだもろみを
人吉球磨で蒸留、びん詰めしたもののみが、球磨焼酎の名を
語れるのです。
ウィスキーのスコッチ、ワインのボルドー、ブランデーのコニャックの
ように、土地名を冠することを世界的に認められている数少ない
ブランドです。


人吉盆地の球磨郡多良木町に蔵を構える宮元酒造場は、
文化７年（1810）の創業以来、徹底して手造りを守り通しています。
蔵の傍には球磨川が流れ、周囲はのどかな田園風景が広がって
います。

この度新発売となった「九代目 山田錦」は、自社田栽培の
『山田錦』を使用、３年間熟成させ、ついに出荷となりました。
２８度ながらも口当たりがよく、味･香りともに個性あるものに
仕上がっています。

造り手渾身の新焼酎 「九代目　山田錦」　をぜひお試しください。

伝統玩具「きじ馬」

壇ノ浦の戦に敗れた平家の一族が人吉・球磨地方の山中に
住みつき、都の暮らしを懐かしんで作りはじめたと伝えられる。
熊本県人吉のシンボル的存在。